派遣業の許可取得に必要な費用を法定費用から付随費用まで紹介
派遣業の許可を取得するためには、収入印紙代や登録免許税などの法定費用に加え、資産要件の充足や事務所の整備、教育訓練体制の構築といったさまざまな費用がかかります。法定費用だけを見て資金計画を立ててしまうと、許可取得後の維持費や運営にかかる付随費用が想定外の負担になることも珍しくありません。
ここでは派遣業の許可にかかる費用の全体像を、申請時の公的手数料と許可取得後のランニングコスト、教育訓練やシステム導入にかかる付随費用の3つに分けて整理しています。派遣事業の立ち上げにあたり、トータルでどの程度の資金を準備すればよいのか、具体的な金額の目安とあわせて確認していきましょう。
派遣業の許可費用でお悩みならグランアシスト社会保険労務士事務所へ
派遣業の許可を取得するには、収入印紙代や登録免許税といった法定費用がかかります。加えて、資産要件を満たすための資金準備や事務所の確保、キャリアアップ教育訓練の整備など多岐にわたる費用が発生します。それぞれの費用がいくらかかるのか、全体でどの程度の資金を用意しておけばよいのか、初めて派遣事業を立ち上げる方にとっては見通しが立てにくい部分も多いのではないでしょうか。許可要件や手続きの流れを正しく理解したうえで、計画的に準備を進めていくことが、スムーズな事業開始につながります。
グランアシスト社会保険労務士事務所では、労働者派遣事業の許可申請について、許可基準の要件確認から書類作成、申請の代行までを一括でサポートしています。許可取得までのスケジュール組み立てや進捗管理をきめ細かく行っており、許可後の書類管理や運用に関するサポート、事業報告書の手続き支援まで対応しています。
初回相談は無料で、ZOOMなどを活用したヒアリングにも対応していますので、全国どこからでもご相談いただけます。派遣業の許可費用や手続きについて不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
派遣業許可の申請時にかかる印紙代と登録免許税の内訳
労働者派遣事業の許可を申請する際には、法令で定められた公的手数料を納付しなければなりません。具体的には「収入印紙代」と「登録免許税」の2種類があり、社労士や行政書士への代行報酬とは別に、申請者自身が負担する法定費用にあたります。
収入印紙代の金額と計算方法
許可申請書に貼付する収入印紙の額は、事業所の数によって変わります。1事業所で申請する場合は12万円、2事業所目以降は1事業所につき5万5,000円が加算される仕組みです。たとえば2事業所なら17万5,000円、3事業所なら23万円が必要になります。
申請書が受理されて収入印紙に消印が押された後は、仮に許可が下りなかったとしても返還されません。書類の不備で再申請となれば印紙代を再度負担することになりますので、申請前の書類確認は慎重に行いましょう。
登録免許税の納付方法
登録免許税は9万円で、事業所数にかかわらず一律です。日本銀行や歳入代理店(銀行や郵便局)、または管轄税務署で現金納付し、発行された領収証書の原本を申請書類に添付して提出します。
法定費用の合計額
1事業所で許可申請を行う場合、2025年時点で収入印紙代12万円と登録免許税9万円をあわせた21万円が最低限の法定費用です。複数事業所で同時に申請するケースでは30万円近くになることもありますので、事前に申請事業所数を確定させたうえで資金計画に組み込んでおきましょう。
派遣業の許可取得後に発生する維持費の内訳と注意点
許可を取得して終わりではなく、派遣事業を続けていくうえではさまざまな維持費が毎月、あるいは毎年かかり続けます。資金計画を立てる段階でランニングコストまで見通しておかないと、事業開始後に資金繰りが苦しくなるケースも少なくありません。
事務所にかかる固定費
派遣業の許可要件では、事業所の面積がおおむね20平方メートル以上であることが求められています。風俗営業が密集する地域は避けなければならないなど立地にも制約があり、物件の選択肢は限られがちです。賃料や光熱費、通信費に加え、面談スペースの什器や個人情報を保管する鍵付き保管庫の設置費用など、オフィス運営にかかわる支出は毎月発生します。
社会保険料の負担
派遣事業の許可要件には、労働保険と社会保険への加入も含まれています。派遣労働者を雇用するほど、健康保険や厚生年金保険の事業主負担分は膨らんでいきます。具体的な負担額は加入する健康保険組合や年度によって異なるため、管轄の年金事務所や顧問税理士に確認しておくと安心です。
許可更新時のコスト
派遣業の許可には有効期間があり、2025年時点の制度では新規取得の場合は3年、以降の更新は5年ごとです。更新時には1事業所あたり5万5,000円の収入印紙代が必要になります。更新時にも資産要件を満たしていることの確認が必要ですので、日頃から財務状態を健全に保っておきましょう。
派遣業の許可申請に伴う教育訓練やシステム導入の付随費用
法定費用や資産要件だけに目を向けていると、事業開始後に想定外の出費に直面することがあります。派遣事業では許可取得の段階からキャリアアップ教育訓練の計画策定やシステム環境の整備が求められており、こうした付随費用も資金計画に含めておく必要があります。
キャリアアップ教育訓練にかかる費用
派遣業の許可基準では、派遣労働者へのキャリア形成支援制度を設けることが義務付けられています。申請時には教育訓練の計画書を提出し、許可取得後も毎年の事業報告書で実施状況を報告しなければなりません。eラーニングシステムの導入費用や外部研修の受講料が代表的な支出です。教育訓練は有給かつ無償で実施する決まりですので、研修中の人件費も事業者側が負担します。
勤怠管理や契約管理のシステム費用
派遣労働者ごとの勤怠データや契約情報を正確に管理し、書類として備え付けておく義務があります。多くの派遣会社が業務管理システムを導入しており、月額利用料は派遣スタッフの人数に応じて変動するものもあります。事業規模に見合ったシステムを選定し、初期導入費用とランニングコストの両面を確認しておきましょう。
派遣業許可の申請手続きならグランアシスト社会保険労務士事務所
グランアシスト社会保険労務士事務所では、労働者派遣事業の許可申請に関する手続き代行に対応しています。許可要件の確認から書類作成、申請後のフォローまで一括でご依頼いただけます。派遣業許可のご相談は、お問い合わせフォームからご連絡ください。
【Q&A】派遣業の許可にかかる費用についての解説
- 派遣業の許可申請で必要な印紙代はいくらですか?
- 許可申請時には、収入印紙代として12万円、登録免許税として9万円の合計21万円が法定費用として必要です。2事業所目以降は1事業所あたり5万5,000円が追加されます。収入印紙による手数料は原則として返還されません。登録免許税については個別事情により取扱いが異なるため、最新案内の確認が必要ですが、書類の不備がないよう事前確認を徹底しましょう。
- 派遣業の許可を取得した後にかかる維持費にはどのようなものがありますか?
- 事務所の賃料や光熱費、派遣労働者の社会保険料の事業主負担分が毎月発生します。許可の更新時(新規取得後3年、以降5年ごと)には1事業所あたり5万5,000円の収入印紙代も必要です。更新審査では資産要件を再度満たさなければなりません。
- 派遣業の許可取得に伴う付随費用にはどのようなものがありますか?
- キャリアアップ教育訓練の実施費用やeラーニングシステムの導入費用が該当します。教育訓練は有給かつ無償で行う義務があり、研修中の人件費も事業者負担です。勤怠管理や契約管理のシステム導入費用もあわせて見込んでおきましょう。
【人材紹介】派遣業・有料職業紹介事業の許可申請などに関するコンテンツ
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